がん化学療法における抗がん剤の点滴や、関節リウマチや炎症性腸疾患などに対する生物学的製剤を使用する患者さんが、安心して治療を受けられる専用の部屋です。ゆっくりとくつろげるリクライニングチェアでお好きなテレビを鑑賞したり、飲食をしたりしながら治療を受けることができます。点滴スタンドや車いすも入るスペースの広いトイレも完備しています。窓から見える木々や院内保育所の元気な子供たちの姿が、患者さんの癒しとなっています。
実施される化学療法は化学療法運営委員会にてレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認しています。化学療法運営委員会は各診療科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、MSW、診療情報管理士等で構成されており、2ヶ月に1回委員会を開催しています。
日中はもちろん、夜間・休日も急変時にご連絡いただければ当直医が対応し、必要な場合は、担当医へ連絡し入院できる体制を整えています。
治療を受けるうえで、体調のこと、副作用のこと、生活のことなど、様々な気がかりなこともあると思いますが、各科担当医師と看護師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーなどがチームとなり、安全で質の高い医療を心がけています。