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山口県山陽小野田市大字小野田1315-4 0836-83-2881(代) yamaguchirosai@yamaguchih.johas.go.jp

中央臨床工学部-業務内容

概要業務内容

医療機器管理業務

 

中央臨床工学部では、輸液ポンプ、シリンジポンプ、低圧持続吸引器、人工呼吸器、非侵襲的人工呼吸器、生体情報モニタなどの機器の保守点検と機器管理ソフトを用いた中央管理及び、それらに関する消耗品の払い出しを行い、安全で効率的な医療機器運用に貢献しています。
 手術室では手術が始まる前に麻酔器の始業点検を行い、使用頻度が高い手術機器に関しては月に1回の定期点検も行っています。
 さらに、2007年4月に医療機器安全管理責任者に任命され、各スタッフの協力のもと、全部署の医療機器の点検・修理を指導又は管理も行っています。
 また、病院内のスタッフに対して様々な講習会を開催して、正しい使用方法の勉強会を行うことで安全な医療機器運営に貢献しています。

 

 

※主な管理医療機器

人工呼吸器・・・・・4台      生体情報モニター・・216台
搬送用人工呼吸器・・3台    除細動器・・・・・・12台
非侵襲的人工呼吸器・5台   ハイフローシステム・・・・・・・7台
輸液ポンプ・・・・・100台     透析装置・・・・・・1台
シリンジポンプ・・・30台     補助体外循環装置・・1台
栄養ポンプ・・・・・1台       IABP・・・・・・・・1台
低圧持続吸引器・・・20台    神経機能検査装置・・1台
静脈血栓予防装置・・30台   麻酔器・・・・・・・・・・6台

その他、各診療科機器

 

人工呼吸器関連業務

人工呼吸器を装着している患者さんがおられる場合は、1日1回以上は病室を訪問し安全かつ正常に作動しているかをチェックし、設定などについても他のスタッフと検討を行い、より良い呼吸管理ができることを目指しています。
 また、RST(呼吸ケアサポートチーム)に参加し人工呼吸器の専門家として活動しています。

 

手術室業務

 手術室では、自己血回収装置を術中に操作し輸血量の削減に貢献しています。血管外科や脊椎外科に関する治療にも関わっています。今後は医師のタスクシフトに伴い、鏡視下手術における内視鏡用ビデオカメラの操作も行なっていく予定にしています。。

 

 

血液浄化関連業務

 

血液浄化装置を用いて急性腎不全等に対しての持続的腎代替療法(CRRT)や難治性腹水症に対しての腹水濾過濃縮再静注法(CART)など、様々な血液浄化業務を行っています。

循環器関連業務

 心臓カテーテル検査室では、大動脈内バルーンパンピング(IABP)や経皮的心肺補助装置(V-A ECMO)等の生命維持管理装置の操作を行っています。

 

消化器関連業務

 内視鏡室では、経皮的ラジオ波焼灼術の際、ラジオ波発生装置の操作を行っています。

ペースメーカ関連業務

 ペースメーカ植込み術・交換術では、プログラマーを用いて心内波や閾値等を測定し、ペースメーカの設定や患者情報の入力も行っています。半年に1回の外来フォローアップや、MRI撮像時におけるチェックや設定変更、月に1回の無線遠隔患者のデータ入力も行っています。ペースメーカ植込み患者さんに影響を及ぼす医療機器を使用する手術や検査を受けられる場合、術前・術後のペースメーカチェックを行い異常がないかの確認を行うことで安全な医療に貢献しています。